【症例報告】抱っこで立ち上がる時の産後腰痛|江東区住吉|38歳

目次

産後3ヶ月、立ち上がる時の腰の痛みに不安を感じて

今回ご紹介するのは、産後3ヶ月で腰の痛みにお悩みだった38歳の患者さんです。

もともと腰に不安があったそうですが、出産後は、かがんだ姿勢から立ち上がる時に痛みを感じるようになったとのことでした。

特に心配されていたのが、お子さんを抱っこした状態で立ち上がる場面です。

「痛みで力が入りにくくなり、子どもを落としてしまいそうで怖い」と感じることがあり、さらに現在はご実家に帰省中で、ご自宅へ戻った後のワンオペ育児にも不安を感じていらっしゃいました。

今回は、そんな産後のお身体と育児への不安を抱えてご来院された症例をご紹介します。

※こちらは一症例であり、施術後の経過や感じ方には個人差があります。

今回のお悩み
・産後3ヶ月の腰の痛み
・抱っこしたまま立ち上がるのが怖い
・自宅に戻ってからのワンオペ育児が不安

今回の患者さんについて

  • 年齢:38歳
  • 時期:産後3ヶ月
  • 出産方法:自然分娩
  • 授乳:授乳中
  • 主訴区分:産後ケア
  • 主なお悩み:腰の痛み
  • 地域:江東区・住吉

 

一番不安だったのは「抱っこしたまま立ち上がること」

周囲から何かを指摘されたわけではありませんでした。

それでも、お子さんがまだ小さい時期だからこそ、抱っこをしたまま立ったり座ったりする動作は毎日のようにあります。

腰に痛みがあることで、「子どもを抱えた状態で安全に立ち上がれるだろうか」という不安につながっていたそうです。

また、今はご実家でご家族のサポートを受けられているものの、自宅へ戻った後はワンオペになる時間も増える予定で、その生活を考えることも不安の一つになっていました。

単に「腰が痛い」というだけではなく、育児そのものへの不安につながっていることが、今回のご相談では大きなポイントでした。

産後のお身体を確認して考えられたこと

担当者への聞き取りでは、産後まだ3ヶ月という時期であり、妊娠・出産を経た身体の変化に加えて、育児による抱っこや前かがみの姿勢などが重なっている状態だったとのことです。

骨盤や仙腸関節周辺にも負担がかかりやすく、さらに妊娠・産後を通して筋力が落ちている可能性も考えられました。

そのため、いきなり強い運動を行うのではなく、まずは腰や骨盤周辺の筋肉の緊張や、立ち上がり動作で身体にかかる負担を確認しながら施術を進めることになりました。

また、坐骨神経痛様の症状もみられていたとのことで、腰だけに限定せず、お尻や骨盤周辺を含めて状態を確認しました。

今回行った施術

今回の施術では、産後のお身体の状態に合わせながら、以下の施術を組み合わせました。

  • 鍼灸
  • オイルトリートメント
  • 整体
  • 骨盤ケア

腰の痛みだけを追うのではなく、妊娠・出産後に緊張しやすくなっている筋肉や、日常動作で負担がかかっている部分も確認しながら進めています。

また、産後間もない時期であるため、その日の体調や授乳・育児状況なども伺いながら、無理のない範囲で施術を行うことを大切にしました。

初回から5回目までの経過

初回施術後

初回後は痛みがまだ残っていたものの、「起き上がる動作がしやすくなった」といったお声をいただきました。

3回目頃

継続して状態を確認していく中で、3回目頃には痛みの程度が以前より下がってきたとのことでした。

5回目以降

5回目以降は、日常生活の中でも状態が安定してきたと伺っています。

産後のお身体は、睡眠不足や抱っこの回数、その日の育児状況などによっても負担が変わります。

そのため、一度の施術だけで判断するのではなく、その時々の状態を確認しながら施術内容を調整しました。

筋トレより先にお伝えしたセルフケア

ご自宅では、まずストレッチを取り入れていただくようお伝えしました。

産後は筋力低下が気になり、「早く筋トレをした方がよいのでは?」と考える方もいらっしゃいます。

今回の患者さんの場合は、腰や骨盤周辺に痛みが残っていたため、最初から強い筋力トレーニングを行うのではなく、まず無理のないストレッチから始めることを優先しました。

その日の痛みや体調を見ながら、まずは身体を動かしやすい状態にしていくことを大切にしています。

産後の腰痛を我慢している方へ

出産後の3ヶ月は、ご自身の身体がまだ大きく変化している時期でありながら、授乳や抱っこ、寝かしつけなど、赤ちゃん中心の生活が続く時期でもあります。

「自分の身体のことまで手が回らない」と、痛みや不調を後回しにしてしまう方も少なくありません。

今回の患者さんのように、腰の痛みが「子どもを抱っこするのが怖い」「一人で育児するのが不安」という気持ちにつながっている場合もあります。

住吉鍼灸院アネックスでは、産後のお身体だけでなく、育児生活の中でどのような動作に困っているのかも伺いながら施術を行っています。

江東区・住吉周辺で、産後の腰痛や骨盤まわりのお悩みがある方は、無理を重ねる前にお気軽にご相談ください。

産後ケアについて詳しく知りたい方は、住吉鍼灸院アネックスの産後ケアページはこちらをご覧ください。

この記事の監修者

松本 悠花
住吉鍼灸院アネックス 院長
2007年に鍼師・灸師の資格を取得。
地元の鍼灸院で妊活サポート、介護リハビリ、訪問鍼灸などの臨床経験を積んだ後、2012年に株式会社ブレイシングへ入社。
2016年より大島はり灸院でマタニティケアに従事し、副院長・院長を歴任。
2022年10月に住吉鍼灸院アネックスを開院し、現在は妊娠中の不調、逆子、産後ケアを中心に対応している。マタニティ領域では2万件以上の症例を担当。

【資格】
はり師、きゅう師、とこちゃんベルトアドバイザー

【経歴】
2007年 国際メディカルテクノロジー専門学校卒業
2007年 地元の鍼灸院にて妊活、介護リハビリ、訪問鍼灸に従事
2012年 株式会社ブレイシング入社
2016年 大島はり灸院にてマタニティケアに従事
2022年10月 住吉鍼灸院アネックス開院・院長就任

【SNS】
インスタグラム:https://www.instagram.com/sumiyoshishinkyuin_anx/